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後
意外と知られていないのだが、ドラえもんの動力は「原子力」である。体内に特殊な原子炉を
もっておりそこから発生されるエネルギーにより体を動かしているという
とんでもない仕様。その状態のまま飛んだり跳ねたりハチャメチャを繰り返しているのだから、
いつかメルトダウンするのではないかと心配になりそうだ。そんな心配を反映してか、
最近のドラえもんの仕様が変わったようだ。
以前は原子ろが、体内に設置されていた。この原子炉は我々が良く知っているウランやプルトニウム
を原料とした炉ではなく、普段の食生活から得られるエネルギーを原子力エネルギーに転換する特殊な装置。
もちろんメルトダウンなど起こらないクリーンで安全な装置だという説明がされているが、最近その雲行き
が怪しくなってきたのか仕様が変更された。もちろん、その背景には東日本大震災等の影響。
確かに原子力・原子炉の文字は消えている。何を食べてもエネルギーになる・・・としか記載が
されていないが、それがいわゆる原子力であるのかもしれないが、あえて表記はされていない。
やはり昨今の世相を反映させた影響なのか、原子力がいつしか危ない物と言うイメージが強まり
ドラえもん自体に悪い印象を与えることを避けるための手段なのかもしれない。
しかし、この設定が裏目に出てしまいネットでは残念だなどの声も。
Twitterの反応
https://twitter.com/FUKUBLOG/statuses/263839046793560064
夢や希望を描いた漫画でさえも、事件があるごとに、定説であった設定が徐々に取り除かざるを
得ない日本の体質に憤りを感じるのも無理もない話だ。
せめて空想の世界だけでもオリジナルの設定は活かしてほしいと言うのが、世間の声のように感じる。
http://www.yukawanet.com/archives/4325945.html
矢野経済研究所では国内の「オタク」市場に関する調査を実施した。
2011年度の「オタク市場」は前年度に引き続き、
コアユーザーを確実に取り込みつつ、リーズナブルな商品・サービスの提供により、エントリーユーザーや
ライト層、「非オタク」である一般層を獲得し、堅調に推移している。
分野別に見ると、恋愛シミュレーションゲーム市場規模は前年度比30.4%増の146億円、オンラインゲーム
市場規模は前年度比29.2%増の3,868億円といずれも前年度比3割増と大幅に拡大した。
ボーカロイド※、アイドル、メイド・コスプレ関連サービスは前年度比1割以上の拡大、声優、フィギュア、
ライトノベル、電子コミック、コスプレ衣装、ドール、鉄道模型、プラモデル市場は堅調に推移した。
特筆すべき点として、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や動画共有サイト等により、
商品・サービス・コンテンツを提供する事業者側とユーザーとの距離が非常に近くなっていることが挙げられる。
ボーカロイドがその好例であり、ユーザーがボーカロイドソフトで作成した楽曲がネット上で共有され、
二次創作が多数生まれることにより市場が創出され、発展を遂げている。
また他の分野別市場でも、SNS やブログ、動画共有サイト等を用い、情報発信と同時にユーザーの生の
声の収集に注力する事業者が増えている。
「オタク」市場はコアユーザーである「オタク」層と、分野により一般層を取り込み、今後も堅調に
推移すると予測するが、しだいに成熟していくと見る。
国内市場は人口減少等により、経済成長の鈍化が見込まれ、事業者各社ともに成長を維持するためには
海外市場への進出が不可欠であるものと調査では結論づけている。
「オタク」市場に関する調査結果2012[PDF](矢野経済研究所)
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0321593_01.pdf
http://japanimate.com/Entry/2816
管理人:ぶう
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